プレイヤーズハウス通信 第1号
平成26年1月25日
第2回 冬季集中レッスン 無事終了
新年が明けて早くも1ヶ月が経とうとしております。
去る12月30日〜1月2日、冬季集中レッスンが開催されました。この時期にコートが不自由なく使えることは選手にとって本当に有難いことです。今年は最大参加人数11名となり、高校生から小学生までそれぞれ自分の課題と向き合いながら練習に励みました。
元旦は去年に引き続き、神社への初詣ランニング。お参りしながら走りました。お昼にはオーナーからのお餅の差し入れと、Y様からの餃子の差し入れをみんなでいただき子供たちも大満足。
「きなこがいい」「いや、大根おろしがいい」とお互いに熱く意見交換を交わす一幕も見られ、コーチとしては「テニスの意見を言うときもこのくらい自信持って言えるようになるといいなあー」と思いつつ、見守っておりました。
全九州サーキットマスターズ報告
年末の九州全域で行われる10才以下〜18才以下まで、それぞれの各県予選大会を勝ち上がった代表選手のみが出場できるマスターズトーナメントが今年は佐賀県で開催され、当クラブからは18才以下に山口あやみが出場しました。決勝戦では負けてしまいましたが、結果は準優勝と調子も良くない中でよく決勝まで残ったと思います。今年は高校生活最後の年ですので、やれることは全てやったと言えるよう、悔いのないように頑張ってほしいと思います。
MUFG福岡県予選(1月11日〜12日)
16歳以下の試合が博多の森で行われました。
出場選手
小林 拓磨
松葉 朋夏
山口 みやび(2R進出)
渡邊 由貴 (2R進出)
以上4名
それぞれが課題を持ち帰り、練習に取り組んでいます。
編集後記
新しい年を迎え、日頃なかなかお会いできない保護者の皆様に少しでも子供たちの様子やクラブの活動を報告できたらいいなと思い、不定期ではありますが「通信」として発行していこうと思います。
子供たちは寒い中も毎日練習に励んでいます。
年末から年始にかけていろいろな大会があり、試合会場では子供たちが勝った負けたと一喜一憂していました。勝つことは簡単ではありませんし、一つの大会で優勝できるのはたった一人だけです。その一人になれるかどうかは、もちろん日頃の努力にかかっていると思います。
スポーツの世界では「勝つ」ことが正しいと思われがちですが、それだけではなく目的のために自分がどう考えて、行動したのかという過程がとても大切です。
保護者の方から「うちの子勝てないんですけど」というコメントをいただくこともありますが、考えてみると優勝できる人以外は負けるのですから、勝った人より負けている人の方が圧倒的に多いはずです。そして負けて一番悔しいのはやはり本人。自分の出した結果を冷静にフィードバックし、そこからから自分の反省点を見直して考え、どういうふうに練習に取り組むかということを一番大切にしてほしいと思います。
負けたことだけにフォーカスせず、その都度の過程を楽しめるようになってほしいと思います。それが出来るようになるには保護者やコーチが子供たちにとってしっかりとした支えになっていることが必要条件です。
試合が終わった後は、「楽しかった?頑張ってるね」と話しかけて下さい。気にしてもらっている事が分かれば、人は自然と頑張ろうとするものです。頑張った分は必ず結果として戻ってきます。その頑張ろうとする気持ちを育ててあげて下さい。それは生きていくための力になり、自信になっていきます。テニスというスポーツを通じて、しっかりと自分の人生を歩んでいける人間に育ってくれることがなによりだと思っています。
プレイヤーズハウス
岸田 舞